受験記1

受験記なんてつけたけど、勉強も全然してないからまだ嘘っぽいなって思う。現実感もないしね。

 体の成長=知能や学習の成長みたいな印象を持ってたから今から勉強することで誰かと肩を並べられるような気がしない。僕はもう成長も終わって、夢も希望もないブサイク顏が人生の看板となった。だからある種の絶望を感じてるよね。そういう思い込み?があるからなんとなく努力することに引け目がある。「そんなことしてもブサイクだし無駄じゃね?」みたいなね。

 それは置いておいて受験の目標、志望校や将来について書こうと思う。将来は工業デザイナーになりたいなと思ってる。僕も「プリンターのインクタンクの機能的な気密栓」みたいなものを作りたいんだよね。ブラザーのプリンターのインクタンクに使われてるオレンジのアレカッコ良いと思う。
まぁそういう職につけたらいいなぁと思っててじゃあどこの大学に行くかっていうと、志望校は近いところで名古屋大学名古屋工業大学岐阜大学、後遠いところで東京大学東京工業大学
 うん、割と高いよね。進研模試で偏差値44.7を叩き出す人間が目指すところじゃないとは思うんだけど、僕の人生の欠陥を埋めるにはどうにもこれぐらい頑張らないといけないらしい。僕の友人がそう言ってたからね。僕もそう思う。実感はないけど。
 ただ、どこへでも入学できると仮定しても問題があるのが地元を離れた大学だ。東京に住むにしてもお金がない。従兄弟の家に居候させてもらえないかとも思ったが、いやできないことはない、だがもうおばあちゃんが最近遺書やらを書いてるらしくもうおばあちゃんを中心とした我が家系の協力がいつまであるかというと疑問なのだ。僕はおばさん一家との関係性に詳しくないしどう協力してるかもわからないからあてにできるか疑問なのだ。
 行けるなら東京大学行きたいね……